Step1 調査診断
本格的な調査開始、まずは全体の傾向から
事前調査と建物1次診断の結果を報告してもらい修繕箇所の優先順位・方法・時期・予算の検討をしました。
事前調査では設計図書の確認、住民の方へアンケートを実施、建物1次診断では、目視、触診、簡易機器よる打診調査や作動試験による調査(設備・電気)を行います。診断後は組合の皆様と現場見学をしながら再調査が必要な個所を検討いたします。
- 事前調査
- ・竣工図書、管理規約、
- ・建物保全カルテの調査
- ・アンケート実施
- 建物診断(1次)
- ・目視、触診、打診調査
- ・ 作動試験による調査
- ・調査項目表作成
大きな修繕が必要な個所はより詳しく
建物診断報告書の結果から大規模修繕を実施するか、いつどのくらいの規模にするのかを再度、組合で話し合い長期修繕計画の依頼をしました。
建物二次診断では塗装膜・タイル付着力試験など、より精密な調査を行います。診断後、建物診断報告書を作成し、個々の修繕の緊急度や不具合改善のご提案などの説明会を実施いたします。
- 長期修繕計画作成
- ・外壁調査(ゴンドラ)
- ・バルコニー立入調査
- ・タイル付着力調査
- ・コンクリート中性化調査
- ・給排水管内部調査
- ・水質調査
- 建物調査診断報告書
- ・改善方法提案・施工要領
- ・不具合箇所緊急度判定
Step2 長期修繕計画
不具合改善、診断内容から建物診断書・長期修繕計画を作成
事前調査と建物1次診断の結果を報告してもらい修繕箇所の優先順位・方法・時期・予算の検討をしました。
事前調査では設計図書の確認、住民の方へアンケートを実施、建物1次診断では、目視、触診、簡易機器よる打診調査や作動試験による調査(設備・電気)を行います。診断後は組合の皆様と現場見学をしながら再調査が必要な個所を検討いたします。
- 長期修繕計画作成
- ・今後30年間の修繕計画
- ・修繕積立金収支バランス
- ・修繕積立金シュミレート
Step3 工事準備
工事の準備、設計図書・特記仕様書・スケジュールの決定
長期修繕計画を基に大規模修繕工事をする事に決定しました。実際の工事を進めるため改修設計図書を作成してもらいました。
改修設計図書の作成、大規模修繕工事に向けての具体的なスケジュール、規模を決定し、工事に向けての準備に入ります。
- 改修設計図書作成
- 特記仕様書作成
- 工事内訳明細書作成
- ・改修工事工程表
- ・金額の作成
- ・見積条件書の作成
Step4 業者選定
選定方法決定から業者比較、契約まで
施工業者を公募で選定することにしました。内容の比較が難しい為、アドバイスを受けながら業者を検討しました。
公募業者の会社内容を吟味し、6~8社を選定し見積を依頼します。さらに2~3社に候補を絞り、詳しい説明をしてもらいます。価格だけでなく安全面・会社の安定性から、組合に合った施工業者を選びます。
- 業者選定の支援
- ・選定方法
- ・見積徴収
- ・入札業務
- ・各社見積内訳比較表
- ・各社会社内容業績
- ・施行実績等の比較表作成
- ・契約立会
- ・契約条件の審査、支援
Step5 改修工事
いよいよ工事スタート
工事中は、定例報告会(毎週)と現場見学会を開催してもらい、細かい問題や工事をスムーズに行う為の話し合いをおこないました
現場での巡回監理(週1回)の他に、工程ごとの完了検査を行います。定例会議・現場見学会では、随時、皆様の質問にお答えします。
- 改修工事の実施管理
- ・工事工法確認
- ・工事・立会
- ・指導
- ・変更工事(金額)審査
- ・定例会議
- ・現場見学会
- ・施工品質の確認
Step6 アフターフォロー
工事完了
修繕委員会を設立し工事が完了するまでの間に、住民の方とも建物の価値を高めようと共通の意識が芽生え、建築の知識が増えました。
工事終了後は完了検査の立会と管理報告書を提出致します。 施工業者には、1年検査・2年検査を義務付けておりその立会を行います。また次期工事のお知らせをしております。
- 工事監理報告書作成
- ・長期修繕計画修正
- アフターフォロー
- ・1・2年検査立会