劣化の程度を知る為に必要となるのが、建物調査・診断です。
建物は長期にわたって、安全性・快適性・利便性が確保されなければなりません。新築後から建物は、経年によって汚れやひび割れ、劣化が現れてきます。はっきり見えるものから、外からでは分からない隠れた不具合、建物の設計・施工の問題による不具合まで様々です。
そこで建物の劣化がどの程度かを知るために行うのが建物調査・診断です。建物の不具合がどの程度で、どこに現れており、どういう原因によるものかを確認するために行います。
また診断の中心は、建物の構造躯体・仕上・設備などの経年変化や性能を見極め、問題点を把握して維持保全等の基本方針を立てることにありますが、内部では住民の皆様が生活しておりますので、将来的な住民の動向や実態・要望も併せて把握し将来の予測を立てることも重要になります。
コスモクリエイティブの調査・診断
弊社の調査・診断は、一級建築士及び一級建築施工管理士の社員が全て行います、現場での調査・診断から書類作成まで直接社員が作業に携わるので、安心・納得をしていただきます。
1. 事前調査
- 竣工図書・管理規約・過去の修繕記録の調査
- アンケート調査(居住者全員)
2. 建物診断(一次)
- 目視、触診、打診調査
- 作動試験による調査(設備・電気)
- 調査項目表作成
3. 建物診断(二次)
- 外壁調査(ゴンドラ等使用し、外壁面の30%以上)
- タイル付着力試験
- 塗膜付着力試験
- コンクリート中性化深度調査
- 給水管内部調査
- 水質調査
- 防水層劣化調査(アスファルト防水)
- 防水層塗膜調査(ウレタン防水)
- 配管内目視検査
4. 建物調査診断報告書
- 建物カルテ
- 改修及び修繕の記録
- 不具合箇所の緊急度判定・評価
- 改善方法の提案
5. 調査結果 住民報告会
- 現状説明
- 改善案
- 質疑
組合員を対象に不具合の状況を知ってもらう為、プロジェクターを使用し、わかり易く説明しております。